お寿司屋さんで人気のメニューでもある「いくら」と「筋子」。
どちらも真っ赤で、プチプチとした食感が特徴ですよね。
私の家族もみんなこの2つが大好きです(^^)
しかしある時、子どもからこんな疑問が。
その疑問が、「いくらと筋子の違いってな~に?」というものでした!
私はなんとなくでしか、この2つの違いが分からなかったので、その場では分かりやすい説明をする事ができませんでしたヽ(;▽;)ノ
あなたは、この2つの違いを詳しく説明する事ができますか?
今回は、この疑問を解決するために、違いを調べ上げた管理人が、「いくら」と「筋子」の違いを子供でも分かりやすく解説していきます!
いくらと筋子の3つの違い
いくらと筋子には大きく分けて3つの違いがあります。
その3つの違いがコレ!
- 取り出す時期(作り方)
- 取り出し方
- 値段
1つずつどういった点が違うのか、次の項目から詳しく解説していきますね(^^ )
取り出す時期(作り方)の違い
いくらと筋子は共に、鮭から卵を取り出してできる食材です。
しかし同じ鮭の卵でも、取り出す時期が違うので、呼ばれる名前もまったく違うんですね!
それぞれの取り出す時期がコレ!
- いくら・・・鮭が産卵する直前
- 筋子・・・卵が成熟する以前
これを見て分かるように、いくらはちゃんと育った状態の卵、筋子はまだ成長しきれてない卵を使った食材という事なのです。
いくらは1粒が大きいけど、筋子は1粒が小さいですよね。
つまり、いくらと筋子の呼び方が違うのは、鮭の卵を取り出すタイミングが違うからなんですね。
取り出し方の違い
いくらと筋子の違いで真っ先に思いついたのが、これではないでしょうか。
いくらは1粒1粒がしっかりしていますが、筋子はほぐれずに塊になっていますよね。
これは、取り出し方が違うからなんです!
それぞれの取り出し方は次のようにします!
- いくら・・・お腹を押し出して1粒ずつ出す。
- 筋子・・・腹をさばいてまとめて取り出す。
この取り出し方が違うことよって、いくらと筋子の見た目も大きく違うんですね!
丁寧に取るか、まとめてガバッと取るかでここまで違うというのもスゴイですよね(;´д`)
値段の違い
いくらや筋子は、お寿司屋さん以外でも、スーパーに売っているのを見かけた事があるのではないでしょうか?
しかしこの2つは、同じ鮭の卵でも値段は大きく違っています。
結論から言うと、いくらと筋子ではいくらの方が値段は高く、筋子の方が安いのです!
なぜ同じ卵なのに、値段が違うのか気になりませんか?
その理由は、時期のところでも説明したように、卵の出来が全く違っているからなんです!
いくらは、産卵直前まで待ってから取り出しているので、卵にしっかりと栄養が入っています。
一方筋子は、産卵する以前の未熟な状態の卵を使っているので、卵にそこまで栄養が入っていないのです。
栄養が豊富ないくらと栄養があまりない筋子。
どちらの値段が高くなるのかは一目瞭然ですよね(^_^;)
ちょっと高級品なのがいくら、安くでも買えるのが筋子と覚えておきましょう!
まとめ
いくらと筋子の違い、お分かり頂けましたでしょうか?
最後にまとめると、いくらと筋子の違いは3つ!
- いくらは産卵直前の、筋子は産卵する以前の未成熟の卵が使われる。
- いくらはお腹を押して1つずつ丁寧に、筋子はお腹を切ってまとめて取り出す。
- いくらは値段が高く、筋子は値段が安い。
でしたね。
子供に教える時は、「いくらには栄養がいっぱい詰まっているから、あんなに大きいんだよ~」と、教えてあげるのがいいですねヽ(´▽`)/
これから、いくらと筋子を食べる時は、この違いを意識しながら食べてみてくださいね♪
コメント