お気に入りのゲームボーイアドバンスを手に、暗闇の中で輝く美しいピンク色のフリーザーを夢見てリセットを繰り返す時間は、何物にも代えがたいロマンに満ちています。
しかし、いざ画面に色違いが現れたときの心臓のバクダン級の鼓動と、そこから始まる「捕まらなかったらどうしよう」という恐怖は、経験した人にしか分かりません。
特にファイアレッド・リーフグリーン世代の伝説のポケモンは捕獲率が極めて低く、何の準備もなく挑めば、相手のPPが切れて「わるあがき」で自滅していく悲劇が待っています。
せっかくの数万分の一の奇跡を無駄にしないために、マスターボールを使わずに、愛着のあるお気に入りのボールで確実に捕獲するための徹底的な準備を整えましょう。
リーフグリーンでフリーザーの色違いに出会うための高速リセット手順
ふたごじまでフリーザーの目の前に立つまでの最短ルート
フリーザーは、カントー地方の南部に浮かぶ「ふたごじま」の最深部に君臨しています。
たどり着くには、洞窟内のパズルを解くために「かいりき」と「なみのり」が必要になるため、あらかじめ秘伝要員をパーティに入れておきましょう。
岩を動かして激しい水流を止め、フリーザーの目の前に立った状態がスタートラインです。
ここで必ずレポートを書きますが、一歩手前ではなく「話しかければ即戦闘が始まる状態」で目の前に立つのが鉄則です。
ソフトリセットのコマンドと効率を上げるための初期設定
ゲームボーイアドバンスでの厳選は、本体の電源を何度もパチパチと切るのではなく、ソフトリセットを使用します。
「Aボタン、Bボタン、START、SELECT」の4つのボタンを同時に長押しすることで、タイトル画面へ一瞬で戻ることができます。
厳選の効率を少しでも上げるために、事前に設定画面を開き「話す速さ」を「速い」にし、戦闘アニメを「みない」に変えておきましょう。
これにより、1回のリセットにかかる時間をコンマ数秒単位で削ることができ、何千回と繰り返す作業の負担を劇的に減らせます。
マスターボール温存の壁!わるあがきによる自滅を防ぐための全対策
フリーザーのPPはわずか「40」という罠
フリーザーが繰り出してくる技のPP(パワーポイント)の合計値を知っておくことは、捕獲作戦において最も重要です。
第三世代における野生のフリーザー(レベル50)の技構成とPPは以下の通りとなっています。
| 技名 | 初期PP | タイプ |
|---|---|---|
| しろいきり | 30 | こおり |
| こうそくいどう | 30 | エスパー |
| こころのめ | 5 | ノーマル |
| れいとうビーム | 10 | こおり |
技全体の合計PPは「75」のように見えますが、実はここに大きな罠があります。
「しろいきり」や「こうそくいどう」といった変化技は、フリーザー自身のHPが満タンに近いときや、状況によって使ってこないターンがあります。
一方でメイン火力である「れいとうビーム」のPPはわずか10しかなく、これを撃ち尽くされると、実際の行動可能ターンは見た目以上に少なくなります。
平均して「40ターン前後」が、フリーザーが「わるあがき」を始めずに安全にボールを投げられる実質的な限界だと考えてください。
わるあがき自滅を完全に封じるための必須テクニック
フリーザーのPPが切れると、必中の反動技である「わるあがき」を使い始めます。
わるあがきを一度でも使われると、反動ダメージによってフリーザー自身のHPが削れ、最悪の場合は目の前で自滅してしまいます。
これに対応するためには、相手の行動回数をしっかりと数える「正の字プレート」をノートに書きながら戦うのが確実です。
また、フリーザーの「れいとうビーム」の猛攻に耐えられる、氷耐性を持ったポケモンを先頭に立たせることも欠かせません。
フリーザー捕獲に大活躍するおすすめの捕獲要員ポケモン
パラセクトによる「キノコのほうし」と「みねうち」のハメ性能
第三世代において、捕獲の王道として君臨するのが「キノコのほうし」と「みねうち」を両立できるポケモンです。
命中率100%の眠り技である「キノコのほうし」は、相手の行動を封じてPPの減少を抑えるためにも必須です。
リーフグリーン単体で用意できて最も優秀なのは、ハナダのどうくつやサファリゾーンで捕まえられるパラセクトです。
ただし、特性「ほうし」を持つ個体の場合、直接攻撃を受けた際に意図しない状態異常(マヒやどく)を相手に与えてしまうリスクがあります。
毒状態になってしまうとターン経過で自滅するため、必ず特性「かんそうはだ」が存在しない第三世代では、直接触れ合わない戦い方や、もう一つの特性である「かんそうはだ(※当時は未実装)」ではなく、状態異常の誤発動に細心の注意を払う必要があります。
1. 相手を「ねむり」状態にする(捕獲率が最も上がる状態異常)。
2. 「みねうち」を使って相手のHPを限界の「1」まで削る。
3. 相手が起きるたびに、最優先で「キノコのほうし」を使い眠らせ直す。
4. 眠っている隙に、ひたすら狙いのボールを投げ続ける。
PP切れを防ぎターン数を管理する「たべのこし」や「みがわり」の活用
捕獲要員のパラセクトには、あらかじめ「たべのこし」を持たせておきましょう。
毎ターンの微々たるダメージ回復によって、バッグからキズぐすりを取り出す手間が省け、ボールを投げる回数を最大化できます。
また、「みがわり」を採用しておくことで、フリーザーの「こころのめ」からの「れいとうビーム」による氷漬けリスクをシャットアウトできます。
これらを用意しておくことで、1ターンたりとも無駄にすることなくボールを投げる試行回数を稼ぐことが可能になります。
美しき氷の鳥をその手につかみ取るために
長い時間と情熱をかけて挑む色違い厳選だからこそ、最後の瞬間は完璧な勝利で飾りたいものです。
目の前にピンク色の翼が舞い降りたその瞬間に焦らないよう、手持ちの捕獲要員のレベルをしっかりと上げ、PP回復用のアイテムや十分な数のボールをバッグに詰め込んでおきましょう。
まずはふたごじまのフリーザーの前に立ち、戦闘アニメの設定をオフにすることから、あなたの特別な挑戦を始めてみてください。
無事にフリーザーを理想のボールで捕まえた後は、同じくFRLGで狙える「あの伝説の雷鳥」の厳選についても気になりませんか。
サンダーの色違い厳選における独自の自滅対策やおすすめのボールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

