丸亀製麺の券売機や注文口の前で、一瞬立ち止まって悩んでしまった経験はありませんか。
看板メニューである「かけ」と「ぶっかけ」は、名前がとても似ているので、初めての方や久しぶりに行く方は違いが分かりにくいと感じるのも無理はありません。
実は、この2つには「だしの濃さ」や「麺のコシ」に明確な違いがあり、選び方を一歩間違えると「思っていた味と違った」という小さな後悔につながってしまうことがあります。
今回は、かつて週3回ペースで丸亀製麺に通い詰めていた私が、かけうどんとぶっかうどん(ぶっかけうどん)の決定的な違いを、初めての方にも分かりやすくお伝えします。
丸亀のかけうどんとぶっかうどん(ぶっかけ)の決定的な違い
最大の違いは「だしの濃さ」と「注ぐ量」にあり
この2つのメニューを分ける最も大きなポイントは、使われている「だし」の種類と、その量です。
かけうどんは、薄味で上品な味わいの「かけだし」が、器からあふれんばかりにたっぷりと注がれています。
うどん本来の喉越しとともに、だしの優しい風味をごくごくと飲み干すように楽しむのが、かけうどんの醍醐味と言えます。
一方のぶっかけうどんは、少量の濃口の「ぶっかけだし(かえし)」が、麺の底にひたひたになる程度にかけられています。
醤油のコクとみりんの甘みが効いた濃厚な仕上がりになっており、麺にしっかりと絡めてすするのが特徴です。
麺のコシをダイレクトに感じる「温・冷」の選択肢
温度のバリエーションと、それに伴う麺の食感の違いも見逃せません。
かけうどんは、基本的に「温かい」もののみが提供されています(一部店舗や夏季限定で冷やしが提供されることもあります)。
温かいだしの中でじんわりと柔らかくなった麺は、もちもちとした優しい食感を楽しめます。
対するぶっかけうどんは、「温(あつ)」と「冷(ひや)」の2種類から選ぶことができます。
特に「冷」を選ぶと、茹で上がった後に冷水できゅっと締められた麺が使われるため、驚くほど強いコシと弾力を堪能できます。
| 比較項目 | かけうどん | ぶっかけうどん |
|---|---|---|
| だしの特徴 | 薄口で上品、たっぷり注ぐ | 濃口で甘辛い、少量かける |
| 選べる温度 | 温(基本) | 温・冷 |
| 麺の食感 | もちもち、柔らかめ | 強いコシ、引き締まった食感(冷の場合) |
それぞれの魅力と元常連がおすすめするトッピング
お腹と心に優しく染み渡る「かけうどん」の魅力
肌寒い季節や、少し胃が疲れているときに食べたくなるのが、かけうどんです。
丸亀製麺自慢のあごや昆布から丁寧にとった風味が、ダイレクトに口の中に広がります。
このシンプルな一杯に最も合わせたいトッピングは、定番の「かしわ天」や「ちくわ磯辺天」です。
黄金色に輝くおつゆの中に天ぷらを軽く浸し、衣にだしを吸わせてから口に運ぶ瞬間は、まさに至福の時間となります。
さらに、無料の「ねぎ」を山盛りにして、シャキシャキとした食感のアクセントを加えるのもお気に入りの食べ方です。
ガツンと濃厚でコシが際立つ「ぶっかけうどん」の魅力
うどん本来の力強いコシを味わいたい気分のときは、迷わずぶっかけうどんの「冷」を指名します。
濃いめのつゆが絡んだ麺は食べ応えが抜群で、箸が止まらなくなる美味しさです。
相性の良いトッピングとしては、コクをプラスしてくれる「温泉卵」や、さっぱり感を演出する「大根おろし」が挙げられます。
半分ほど食べ進めたところで、無料の「天かす」を少量投入してみてください。
濃厚なだしを吸った天かすが麺に絡みつき、また違った濃厚なコクとサクサク感を同時に楽しめます。
もう注文口で迷わないためのスマートな選び方
その日の気分で決める直感的セレクト
どちらにするか最後の最後まで決めきれないときは、ご自身の体調や「今どのような食べ方をしたいか」を基準にすると失敗しません。
心温まるおつゆをゆっくりと飲み干し、体を芯から温めたいときは、温かいかけうどんが最良の選択肢になります。
小麦の風味と弾力をしっかりと噛み締め、スピーディーに喉越しを楽しみたい活発な気分のときは、冷たいぶっかけうどんが期待にしっかりと応えてくれます。
価格帯はどちらもほぼ同じですので、お財布を気にせず純粋な好みで選べる点も、丸亀製麺の嬉しい配慮ですね。
知っておくと便利な無料だしの裏ワザ
一部のファンに知られている、とっておきの楽しみ方を紹介します。
実は、ぶっかけうどん(温)を注文した後に、セルフサービスコーナーにある「かけだし」を上から少しだけ注ぐという贅沢な方法があります。
これにより、濃いめのぶっかけだしと、豊かな香りのかけだしが合わさり、奥深いダブルスープのような贅沢な味わいに変化します。
このような自分好みのカスタムができるのも、セルフうどん店ならではの楽しさです。
今日のランチは最高の茹でたて麺を味わいに行こう
丸亀製麺の「かけ」と「ぶっかけ」は、一見似ているようでいて、その実態は全く異なる表情を持った二大看板メニューです。
だしの優しさを全身で受け止めたいなら「かけうどん」、麺の力強いコシと濃厚な味付けに浸りたいなら「ぶっかけうどん」を、今日の気分に合わせてチョイスしてみてください。
自分の好みにぴったり合う選び方さえ分かれば、次回の注文はもう怖くありません。
お腹の準備が整ったら、さっそく近くの店舗へ足を運んで、あの大きな釜から茹で上がる最高のうどんを堪能しに行きましょう。
実は、丸亀製麺をよりお得に楽しむためのアプリクーポン活用術や、毎月1日の「釜揚げうどん半額の日」の上手な立ち回り方についても、別の記事で詳しく熱く語っていますので、ぜひあわせて覗いてみてくださいね。

